2016 6 27
どこのブランドでもデザインのパターンとしてあるのが
ライン(線)でデザインを表現する方法。
勿論、クリスチャンバウアーのデザインの中でも
多数存在してますが
一言でラインと言っても
一言で終われないのがバウアーです。
それはいろんな技法を使ってラインを表現しているからです。
今日はそのライン・線にスポットをあてて書いてみたいと思います。
主なラインのタイプは
【番外編】
もしかしたらコレもラインと言う人がいらっしゃるかもしれないので…。
接合したモデルをあえてダイヤモンドカッターで削らないタイプ
などなど
こんな感じで盛りだくさんのラインを表現してますが
どのタイプのラインがお好みでしたか?
※ ダイヤモンドカッターでのラインは
お写真のような静止画面では伝えきれない美しさがあり
ラインを覗き込むと自分の顔が写り込みます。
(これっ!オーバートークだと思うでしょ!全然オーバーじゃなくて本当のお話)
これがホントの機能美のラインと言うのかも知れません。
しかも、この指輪は1977年から発売しているモデルで
これだけのライン彫りの完成度です。
【参考までに…。】
型に流す製法の鋳造の場合は既にその型に溝らしきモノを
作ってある場合や逆に後からラインを入れたりもしています。
しかし、ラインを入れるといっても実は
工具によっても仕上がり具合いは様々です。
みなさんはライン・線をそんな見か方でじっくりと見た事ありますか?
是非!これからの方は手に取った指輪のラインが
どう入れられたのかを聞いてみるだけでも
結構面白いかも知れませんよ。
【豆知識】
一節によるとその工具も主に4つくらいに分けれるそうで
工具のお値段もピンキリ!
その中でも最高峰の工具がダイヤモンドカッターだそうです。
裏を返せば指輪のデザインの為にダイヤモンドカッターで
ラインを入れること自体かなり珍しいそうです。
使用しない理由も分からなくもないですが…。(苦笑)
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