クリスチャンバウアー社の指輪はこうした背景から造られている。
たくさんの指輪がショーケースに並んではいますが実は指輪には作り方が大きく分けると2種類ある事を先ずは知っておいてください。
地金を型に流し込む製法の鋳造がお薦めどちらかと言うと曲線のデザインが得意
地金の密度が高い鍛造がお薦めどちらかと言うと直線のデザインが得意
鍛造と言えども各メーカー鍛造の工程は様々。逆にお店に行かれた際には鍛造と言われたから安心するのではなく、どう言う作りの鍛造なのかしっかりと説明を受ける事が大事なのではないでしょうか?
そこはお客様が遠慮する場面ではなく、むしろ一生物を選ばれる訳ですからその位、前向きに御質問されたら良いと思いますよ。
もう一つ忘れてならないのが永く愛用するならば、つけ心地も大事かも知れません。
この2種類の製法を上手に使い分けて選ばないと後に「後悔」と言う2文字が…。頭をよぎるかも知れません。
どうしてもデザインから見てしまがちですが実は後悔の無い選び方をするには基本でもある作り・製法を知りそれらのメリットとデメリットを先ず知っておくと指輪選びがしやすくなかも知れません。
残念ながら全てを満たす万能な指輪は存在しないのです。
だからこそ、御購入されるお客様ご自身でこれらの指輪の特性を知った上で、指輪のお下見をされるのが一番後悔のない指輪の選び方になるのでは?と思っています。
これらはもしかしたら、指輪を選ぶ時のハード面のお話ならばソフト面は何だろう?と思われるかと思いますがソフト面は御自身の心の中にある事にお気付きですか?
結婚する相手でもなく、先ずは御自身の心の声にちゃんと向き合っていますか?その心を紐とく方法はお店で伝授致します。是非!御相談ください。
指輪を手に取るとしっかりした重厚感が感じられます。
これは地金をくり抜き繋ぎ目のない地金を独自の工業系の鍛造削り出しによって仕上げられているからです。
つまり極限まで地金の密度が高められている証。
永く使う指輪にはデザインよりまず基本の真円のベースが必要不可欠と考えているからです。
指輪の内側に触れると今までに体感した事のない絶妙な滑らかさを感じます。
それはマイスターの手によって削り磨き込まれた内甲の存在。
指通りだけでなく、指にかかる負荷を分散し毎日身につけていられるようにデザインごとに緻密な計算されている証。
指輪を側面から見るとある程度の厚みがお分かり頂けると思います。
心地良いと感じる幅・厚みは男女で異なります。
一見デザイン重視で選びがちな結婚指輪だが、
永く使用する為に耐久性も計算された必要な厚みの証。
際立つ鍛造の溝の輝き
動画の指輪は1977年のモデル。
既にこの時代でこれだけの削り出しの完成度の高さ。Diaの輝きとはひと味違い素材だけでも充分に楽しめる。
限りなく真円を立証
動画の指輪は10年間使用のオーナーの私物