2016 3 14
年内に挙式をお考えの方達は
先ずは御結納の御準備が始まった感じではないでしょうか?
又、最近では略式に両家で食事をしながら
今後の打ち合わせを兼ねてた
顔合わせの方も増えたように思います。
御結納の日程がより具体的になり始めると
次に
御結納のお品をどうしようか?と…。
選択肢としては
1.昔からある立て爪タイプ
2.普段も使いやすい小粒のダイヤを全周又は半分
(結婚指輪とその後、重ね使いしやすい指輪)
3.婚約指輪と結婚指輪を兼ね備える
もし指輪で御結納のお品をお考えならば
こんな選択肢になるのではないでしょうか?
クリスチャンバウアーの指輪はドイツ発祥なので
3の兼ね備えるのが基本ですが
日本では結納が略式になりつつあると言え
やはり婚約指輪を御用意される傾向にあります。
2の重ね使い用はバウアーの本領発揮かも知れません。
≪ 重ね使いを考えている方へ豆知識 ≫
ダイヤの留め方はどれも一緒と思ってはいませんか?
ダイヤがキラキラと輝き
又、ダイヤが小さくなると肉眼では分かりにくかったりしますから…。
今回は主な特徴的なタイプを御紹介します。
爪留め
華やかさを求めるなら爪留めにまさるモノはないでしょう!
爪(地金)もダイヤと一緒に光ります。
多少は爪やダイヤに石鹸カスなどが入り込むと
ダイヤに光が入りにくくなり、輝きが半減しますので
汚れたと思ったら小まめに洗浄を心がけて頂けると
本当にいつまででもキラキラと美しい指輪です。
爪留めとは違い、引っかかりがなく
実用性を求めるならレール留め
でも両方のメリット
(キラキラ感+実用的)が欲しいと言う方には
タシテニデワルと
こんなタイプもありますよ。
≪ ワンポインアドバイス ≫
ダイヤの数が多くセッティングされればされるほど
それを支えている地金がしっかりとしている事が一番大事です。
地金の部分が変形してしまったでは
せっかくのダイヤが台無し
ダイヤは接着などでは留めていないのです。
≪ ちょこっとCM ≫
これらの指輪もバウアーは全て鍛造(たんぞう)削り出し。
先ず、空枠を鍛造削り出しで作り
職人が一つひとつダイヤを留めています。
裏を返せば、鍛造(たんぞう)の密度のしっかり詰まった地金は
鋳造(ちゅうぞう)の製法に比べて地金が硬いので
爪を削り出したり・磨いたり・ダイヤを置いて
爪を伏せるだけでも大変。
柔らかい地金 = 加工は楽
硬い地金 = 加工は大変
柔らかい地金 = 耐久性はやや劣る
硬い地金 = 耐久性に優れる
皆さん!もし沢山のダイヤがついてる指輪の時には
どちらの地金を選択したいですか?
(分かりやすく説明する為に抽象的に書いてます。
使い方・身に着けている頻度により個人差もあります。)
日々身に着ける指輪は加工が大変と言え
絶対に外れないとは言いません!が
マイスターと言え人が手を加えている訳ですし…。
しかしながら、使う側の身になり
限りなく防げる事は防いでくれているのは
販売する側の私にとっても自信を持って
お客様と話が出来るので嬉しいです。
クリスチャンバウアーのダイヤシリーズは
まだまだ面白いセッティングが数多しです。
今回はあくまでもスタンダードタイプのご紹介でした。
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