2016 5 24
日頃から不思議に思う事
それは何故?欧米の人に比べ
日本人はこんなにも結婚指輪を
御夫婦揃って身につけていないのだろうか?
持っていない訳ではないはずなのに…。
中にはサイズが合わなくなったからと
言う人もいるのかも知れないけど
ならばサイズを直してでも身に着けたいと
思わないのだろうか?
結婚指輪ってその程度の位置付けなのか?
その程度の想い入れしかないって事?
購入の際にはもっと違った
感情があったからこそ
この指輪が自分達の生涯の指輪に相応しいと
購入をされたのでは?
その想いはどこにいってしまったのだろうか?
身につけていない親を見て育った子供達が
今お店に足を運んでくださっている世代。
何とも…。悩ましい…。姿で私には映る。
身につけていない親には結婚指輪を
どぅ?選んだらいいのか相談出来ない空気。
とは言え
学校でも学ぶ機会がない?
・ 結婚指輪の価値
・ 結婚指輪に限らず一生モノの選び方
・ 貴金属の事など工業系の学校に通った人しか学ばないかな?etc.
そんな状況の中でいきなりお店に行っても
先ず何を質問していいのか分からないと言うのが
お客様の一番の本音なのかもしれない。
だから判断基準が
価格とデザインになる訳だ。
もしかしたら・・・?!
最近では御成約特典の比較になってたりして…。
(失笑)
かと言って
お店の人達が価格やデザイン以外の話をしているかも疑問符が残る。
↓ ↓ お客様エピソード ↓ ↓
お客様と話していた時に
挙式の中で指輪を交換する際に
「牧師やプランナーさんから指輪を交換する意味やお互いにこんな気持ちで交換してくださいね!って提案はあるの?」と聞いたら
「え~ぇ。そんな話はないよ。」
「リハーサルの時にもないの?」と再度聞くと
「無い!ない!」
「僕らはこの店で教えられ気付かせてもらった。
だからその気持ちで交換してきた」と…。
「指輪を買った店ではあるけど
それ以上の想い入れがこの店にはある。」と…。
そうだったのか?
何の為に指輪の交換をしているのか
それでは意味も分からずただ交換してるだけ?
義式と言うより作業では?
本人達の目的意識がなければ余計に結婚情報誌ありきの選び方になる縮図。
結婚情報誌が悪い訳ではないけど
余りにも情報誌が全てになっていない?かと
私は疑問符がある。
実は私自身もが納得のいっていない状態で結婚情報誌に広告掲載を続けたくなかったのでここ数年は広告掲載を辞めている理由でもある。
↓ ↓ 理由とは? ↓ ↓
●情報誌を見て来る人は同じ事を言う●
「結婚指輪」と言うテーマだから同じになっても仕方がないのかな?と思った時期もあった。
けど
店頭に立つ年数が増えれば増える程
やはり同じ事を言われる事に違和感を感じ始め募るいっぽう。
●例えば予算ついて●
ほぼ同じ金額を言う。
それぞれ結婚指輪に対する価値感は違うはず
ならば自ずと予算にバラつきがあってもおかしくないのでは?
先程のお客様のように
結婚指輪には付加価値が必要なのでは?
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
その付加価値があるからこそ
↓ ↓ ↓ ↓
肌身離さず身につけているし
逆に今度は年数が経つほど
肌身離さず身につけていたくなるのでは?
となれば
もぅ!お気付きな人はいるかと思いますが
「今人気!」「今流行!」なんて
言葉は全くナンセンスな話
人気ランキングなど何の意味があるのか
私には全く理解出来ない。
●結婚指輪の予算でもっと細かく言うなら●
人それぞれ年収が違う。
なのに何故に同じ予算を言うのだろうか?
↓ ↓ つまり ↓ ↓
年収も違い価値感も違うなら
結婚指輪に賭けたくなる予算は
やっぱり!人それぞれ違ってくるのでは?
私自身は指輪を見に来てくれたお二人の予算より
結婚指輪に対する価値感の方がむしろ気になる。
お客様が結婚指輪の価値に気付いていない様子ならば先ずは価値に気付いてもらう事が先決と思っている。
逆に結婚指輪の価値に気付いた人達にとっては
耐久性を高める為の鍛造は特別な作りではなく
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
むしろ鍛造の作りが必要不可欠であり
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
永く使い続けるには当たり前の作り方では?と…
又、別のお客様が
この間行ったお店は接客が上手かったと
「何で?上手いと思ったの」と聞くと
「今!買わなきゃ!損かも?」って心理に…。
御安心ください!
その指輪は今決めなくても
色・形それ以上に質も変わらないですよ。
変わるのは条件でしょ?
二人にとって満足出来る指輪探しがいつの間にかより条件のいい所探しになってませんか?
「それ接客じゃなくて販売が上手いのでは?
だって今!買わなきゃ損って思ったんでしょう」
本当の接客って
相手の身になって一緒に考え
押し過ぎず引き過ぎず
本当に接客が出来る人は
「今なら」と言う言葉はけして言わない。
お客様がクチには出されないけどモヤモヤと思っている事を察知てモヤモヤを先ずは解消出来るアドバイが出来る人。
再び二人でクリアな気持ちで指輪選びが出来るようにナビゲーター出来る事ではないだろうかと私は思っている。
もう一つ気になるのは
デザインに関して
「何かイメージしているデザインはありますか?」と伺うと
99%と言って良いほど「シンプルなデザインを…。」と
う~ぅ!そっかぁ~。又しても…。
お決まりなパターン!
永年使う前提ならばシンプルなデザインを探すのがゴールではなくて、そこスタート !
このスタートとゴールが
グチャグチャになっているのでは?
御自身にとって
どこからどこまでがシンプルの領域で
どこから先がデザインが煩わしく感じるのかを
見極めながら指輪を見ていかないと
そりゃ~!いつまで経っても答えは出ない。
逆にお店を回れば回るほど
分けがわからなくなってしましい。
そんなタイミングに「今なら・・・」って言葉に
コロっといってしまうのかもしれない。と
「これがイイ!」で選ぶはずが
いつの間にか
「これでイイ!」になってないですか?
お客様が「これでいい!」と言われているうちは
それ以上話を進めない私なりの流儀がある。
↓ ↓ その心は ↓ ↓
「これで」には何かまだ満足出来ていない。
けど仕方がないかな?まっいいかな?
↓ ↓ つまり ↓ ↓
妥協 が見え隠れしている「で」なんです。
皆さん!結婚相手を決めた時
「この人でイイわ!」って選びましたか?
「この人がイイ!」って思いませんでしたか?
きっとお客様は無意識で言われてる
「これで」だとは思います。
だから余計に道先案内人の私は
この無意識の言葉を見逃す事が出来ない性分。
↓ ↓ なぜなら ↓ ↓
「これで」の人はやはり何か妥協があるので
いつか指から外す可能性が高いからです。
↓ ↓ それは ↓ ↓
クリスチャンバウアーの職人達は1本たりとも箱の中に仕舞われてしまう事を望んではいません。身につけず箱に仕舞われてると言う現実を職人が知ったらどんな気持ちになるだろうか?
これだけネット社会になった現代でも店舗販売
つまり対面販売をバウアーが販売店に条件として掲げ続けてる意味は…。
私なりの勝手な解釈ですが
一生モノの指輪を購入される方達に作りの説明するのは当たり前の話。
それ以上に店舗の役目はバウアーの指輪作りに対する拘りを通してお二人にとって結婚指輪に価値を感じて頂けるかをサポートしていく事が店舗としての一番役目だと思っています。
御結婚する二人でもそれぞれ価値を感じるところは様々だからこそお客様の顔を見ながらその人にあったタイミングでサポートが必要なのだと私は捉えています。
今日の投稿は何だか
日頃SHOP展開しいる中で感じている事を書いてますが少しでもこの投稿が
ファッションRingと結婚指輪は違う。
指輪の中でも別格な「輪」それが結婚指輪
と言う事に
先ずは気付いて頂けたらと思っています。
指輪の色や形はあくまでも結果論。
指輪を手にするまでの御自身の心の葛藤に付加価値があり、二人でとことん指輪について語り合いその時間にこそ二人だけの価値がその「指輪」に宿り始めるのだと私は思っています。
あくまでも私の個人的な考えですが
この業界に席をおきクリスチャンバウアーに出会っていなけば私自身も恐らく結婚指輪と言うモノを深くは追求しなかったでしょう。
知る事によって気付き
結婚指輪の専門店だから伝えられる事があると思って日々取り組んでいます。
この考え方に賛同頂けた方がクリスチャンバウアーの指輪を手にされているのかも知れません。
結婚指輪に対して共通の価値感を持つ仲間達。
ひとりでも多くの方にお店に訪ねて頂きたいと思っています。もしかしたら私自身この投稿を通して購入されるお客様と言うより同じ価値感を持つ仲間・ファン探しをしているかも知れません。
分かりやすく言うならばこんな考え方が好き!!! と言う方は「このゆびと~まれ!」と言う思い
そして「このゆびと~まれ!」で止まった仲間達。経年変化を楽しめる仲間達とも言いますが…。
長文になりましたが
ネットは顔の見えない方達に配信の為、極力誤解を招く表現は避けたいと思っていますので遂つい長くなりましたが最後までお付き合い頂きましてどうもありがとうございました。
【関連記事】
≪後悔しない指輪の選び方・お客様 実話編 No.1≫
≪後悔しない指輪の選び方・お客様 実話編 No.2≫
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