2016 5 10
毎日使う指輪 = 結婚指輪
これに対して
ダイヤモンドは
イル? or イラナイ?
どちらも正解?!
イラナイと言う人の多くの理由は
・あると気をつから…。
・扱いにくそうだから…。
・外れたらどぅしよう…?
これがイラナイと言う人のBEST3の理由では?
しかし
ダイヤは宝石の中では一番扱いやすい
宝石である事も事実です。
では?
何故?扱いにくいと言う印象に
なっているのでしょうか?
それは
ダイヤが扱いにくいのではなく
ダイヤの留め方に秘密があったのです。
ダイヤ = 立て爪のイメージがまだまだ
根強いようですが
ダイヤは爪で留めなくても
実は留める事が可能な方法があります。
又、立て爪のデザインのように
際立っていなくても
一見!埋め込んであるデザインにでも
よ~く!よ~く!見ると
小さな小さな爪があるデザインが多くあります。
つまり、ダイヤモンドにタオルの糸とかを
直接引っ掛けていたのではなく
実はダイヤを留めている
小さな爪留めの爪に引っ掛けていたのです。
<ワンポイントアドバイス>
固定されていたはずのダイヤ
何度もこの爪に引っ掛けて、それらを繰り返していると
留めていたはずの爪が起き上ってきた時に
ダイヤがグラつき始め
結果ダイヤが外れてしまうと言う事があったりします。
又、何度も爪を伏せたり、起き上がったりを
繰り返したりしていると、地金にとっては
疲労が起きてしまう原因の一つでもあります。
お店に行かれた際には
「キレイ!可愛いい!」と雰囲気ばかりではなく
時には細かい事も要チェックしてみてはいかがでしょうか?
クリスチャンバウアーの指輪は
永く使い続ける指輪には
先ず何が必要?と考えた結果
デザインよりも価格帯よりも
もっと大切な事があると…。
それは指輪である以上、限りなく真円である事が
一番大切な事と考えています。だからこそ
量産性ではない、あえて「鍛造・削り出し」と言う
製法に拘り続けています。
この作りの前提があってダイヤモンドも限りなく
扱いやすいように爪留めではなく
「埋め込む」や「はめ込む」といった手法で留めています。
(勿論、爪留めも有りますが…。)
どこにも爪が見当たらないでしょ。
時にはこんな斬新に留めたり…。
こんなデザインに小さな爪があってでは
こんなに洗練されたデザインには見えないのでは?
爪が無いと男性もダイヤ有りを選択される方が多いのは爪無しだからかも?
連続したデザインと言えやはり、爪留めではないです。
このレッドゴールドの指輪の幅は
2.5mm幅に対して、2本の線を削り等間隔にダイヤを22個留めています。
仮に爪留めで留めているデザインであってでも
限りなく、爪が直接モノにあたらないような構造になっています。
上手くデザインに盛り込んでいますので
そこまで見抜ける人は少ないようですが…。
この手の話になると
スイッチが入って止まらなくなりますが…。(苦笑)
バウアーの指輪は作りの説明以外でも
こんな感じでデザインの特徴を一つひとつ
説明しようとすると一つのデザインで1時間くらいは
しゃべれるくらいに物語りがあります。
ここまで語り出すと
もはや!店主の特技ですが…。(笑)
良く言えば、専門店ならでは?!
それを聞きにお客様は何度も足を運ばれて
次第にお客様御自身が
デザインを見抜き始め
その知識と感性で 「 コレがっ! 」 と言う
生涯の指輪を御自身で選び抜かれています。
これこそがお店としての役割であり
それ以上にクリスチャンバウアーの専門店として
本来のあるべき姿だと思っています。
又、お客様にとっては、そこまでの
情報伝達があってこそ
本当の意味での選択肢では?
ちょっと今日のテーマとは少々内容が
ズレた感じもしますが…。いつもながら御了承ください。
<追伸>
勿論!爪留めは爪留めにしか表現出来ない良さが有ります。
又、ダイヤ無しでも地金だけでも充分に指輪は楽しめます。
その場合は是非、地金の質に拘りを持ってみては
いかがでしょうか?
プラチナ・金と言う素材名にではなくて…。
もっと違う着眼点に拘りを…!!!!!
このテーマは又、改めてお伝え致します。
お楽しみに…。
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