2016 4 20

ダイヤモンドって割れるの?!

お客様から
聞かれる質問で多いのが

「このダイヤモンドは取れますか?」

この問いが意外と多い

皆さんはやはり!
ダイヤは硬いと言うイメージをお持ちですか?

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もしかしたら
硬い = 割れない
と思われてる事が圧倒的に多いイメージではないですか?

確かにダイヤモンドは硬いです。

しかし、皆様の夢を壊して申し訳ないのですが
実はダイヤは割れます。
(以前TVでも実験してましたが
極端な例ですが直接ハンマーで叩くと割れていました。)

(モース硬度で数値を示すならば最高の10)
硬いと言うより、モース硬度= ひっかき傷・摩擦に対して
強いのであって衝撃に強いのとは少々意味合いが違うのです。

今度は指輪にセッティングした場合ですが
厳密に言うならば
割れると言うより、どちらかと言うと

ダイヤに対して直接衝撃が加わると

ヒビ が入り
(ダイヤは接着されて留まってる訳ではないので。)

グラ つき
その結果、指輪の地金から外れてしまった時
気付き「ダイヤが取れた ! 取れた !無い ! 」と大慌て…。

少しでもそうならない為にも
基礎知識として知っておいた方が良いかと思います。

余り専門用語を並べ立てた説明しても
分かりにくですし、何より私は皆さまに
伝わらなければ、この投稿の意味がないと思っています。

一番分かりやすく表現します。
ダイヤ直撃にならないように気を付けていてください。

日々、バウアー社の指輪に対しては
強度や耐久性の事を書いたり
又、お話はしてますが

あくまでもバウアーの鍛造・削り出しは
ダイヤの強度を高めるのではなく
指輪は地金(真円)に対してです。

裏を返せば地金の変形を限りなく
防ぐ製法が鍛造・削り出しです。

とは言え、バウアーの指輪を日々見ていると
その何よりも誇れる鍛造の地金で
指輪のデザインに絡めながら
ダイヤモンドに対して直撃にならないような
セッティングを限りなく施してきているのも確かです。
(バウアー贔屓で言うつもりはないですが
防げる事は限りなく防いでいるのです。)

逆に使う人が10人いれば10通りの使い方が有り
しかし、この10人はきっと皆「普通に使っている」と言われるのです。

とは言え
そんなにダイヤに対して神経質にならなくていいですよ。
あくまでも予備知識で知っておいて頂ければ充分です。

硬いから大丈夫と思って使っている人より
ダイヤは摩擦には強いほど衝撃には時としてモロさがある。

と知って頂けると多少なりとも
気を付けて頂けるのではないでしょうか?

そして、あえて言うならば
ダイヤの(4C/説明)はいろんなお店で
説明を受けられてるようですが

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以外とダイヤを支えている地金の説明や
金・プラチナがどうやって「指輪」の形になったか
案外と聞かずにいませんか?

家で言うならば基礎や柱 → 指輪で言う地金の部分
家で言うならば壁紙や照明器具 → ダイヤモンド・指輪全体のデザイン

と例えたら
永く身につけようとお考えの方なら
もう ! 何が大事かお分かりですよね。

答えは
バランスが大事と言う事です。

選ぶより先ず、知る事からが指輪選びの第一歩!
少しでも参考にして頂けると嬉しいです。

ダイヤのセッティングに際どさがあるからこそ
斬新さがあり、美しさが際立つと言う事もありますし

ダイヤモンドはダイヤモンドにしか出来ない
格別な表現力を持っていますから…。

それらの特性を知って頂ければ
指輪についているダイヤの大きさや数に
関係なく愛おしく感じて頂けるのではないでしょうか?

体も洗うように時折り
指輪もダイヤモンドも洗浄してあげてくださいね。

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≪豆知識・ダイヤモンドの洗浄方法はこちら・・・≫

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