2016 5 7

時を刻む (経年変化)

今日OPEN早々
両親がお店に現れた。

何気に父の指輪に目に留まり…。
父の指輪も実はクリスチャンバウアーなんです。

77歳にしてバウアー愛用歴
只今! 11年目

日々、間違いなく身につけてる証だけに
ダイヤが白くなっちゃってますが…。
201605072

実はこの送り主は
母ではなくて私!

お店がOPENした年のXmasに
いろんな想いを伝えたくて…。
言葉では照れくさくて言えなかったので
その気持ちを内側の刻印に託して贈った指輪。

201605076

実は殆どプレゼントを贈った事がなく
昔、贈ったネクタイは一度も使われずに…。
それ以来は一切無しのクールな親子。

父なりの拘りがあるようで
自分のモノは全て自分で用意する人。

両親の結婚指輪は一度も見た事がなかったし
今回も指輪を贈っても使わない人かな?と…。

ところが! あの冬以来
本当にずっと肌身離さず身につけていて
くれている事を母から聞いて知っていました。

父と娘
娘のお店で取り扱う指輪
かなり、贔屓目で見ていてくれてるとは思いますが

思った以上に
丁寧に使っていてくれてるようで
「キレイに使ってるし、小傷が小傷らしくないね。」と言うと

「10年経っても、質の高いものはやっぱりいいんだろうな。」
「時間が経っても変わらないのが本物」

おやおや?!

どこかで聞いたフレーズ頂きました。

これが 生の声 !

私が指輪を作っている訳ではないですが
やっばり、こう言われると嬉しいですし
若い世代ばかりでなく、77歳でもしっかりと伝わってる。と

つまり、世代を超えて
良さを実感出来るのがバウアークォリティーだと…。

さすが! 使い続けている人からの言葉は
重みがあるし、伝わってくるものがあります。

この撮影の前に指輪を洗ってからとも
思ったのですが、リアルな感じをお伝えしたかったので
あえて、洗浄前の指輪です。201605075

撮影後、指輪の洗浄をして手渡すと
余りにもダイヤがキラキラしていて

何度も自分の手を見ては手を動かし
やけに嬉しそうで、男と言え
ダイヤの輝く良さも伝わってるみたいでした。

やっぱり、10年前に想いを形にして
贈っておいて良かったと改めて
両親の顔を見て思いました。

今回の写真はそのままをお伝えしたかったので
小細工なしのそのままです御了承ください。

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maide in dermany

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