2016 7 19

後悔しない指輪の選び方 No.3(鋳造・鍛造のメリット・デメリット)

結婚情報誌にすら
指輪の作り方に秘密とは書かれていない!

 

指輪の作り方には大きく分けて2種類あります。

 

この2種類の製法の
メリット・デメリットを知った上で指輪選び
した方が後悔のない選び方の第一歩!

 

 

● 鋳造製法(ちゅうぞう)●
溶かした地金を型に流し込む作り方。

 

<特徴>
・曲線・やねじった雰囲気・V字
(地金をねじって作っている訳ではない)などの形が表現しやすく女性的なデザインが作りやすい。

・型に流す方法なので量産に適している。


<メリット>

・見た目が華やかさ作りやすい。

・デザイン性が高いモノが作りやすい。

デザイン性重視のファッションリングに適していかも

・地金自体に気泡を含みながらの指輪なので
密度の詰まった鍛造よりも同じ幅・厚みの指輪を比較するとわりと安い値段がついているかも?

永く使わず数が欲しい人には適した製法かも?

・量産性にむいている製法なので
コストパワォーマンスに反映出来るのもその為。

・量産が可能なのでオーダーしてから
仕上がるまでは早い

・サイズ変更は早くて・安いかも?
(極端に説明すると切って地金を足し変更する)

 

<デメリット>
・型に流し込む際に地金には空気(気泡)が入りやすいので耐久性を損ねる原因の一つになりやすい。(変形した場合はその指輪を直して対応されているようです。お店事で対応が違うので購入される前にご確認を…。)

 

<注>
・仮に変形し直した場合は
強度が高まる訳ではないのでお気を付けください。

・永年使用しているとデザイン(段差・溝)が潰れてしまうのもこの地金を流し込む際の気泡が入り込んでいるのが原因とされています。

・永く結婚指輪を使用したい人にとっては
もしかしたら不向きかも?

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● 鍛造製法(たんぞう)●

圧縮・(プレス)をした地金から指輪を作り始める。(密度の詰まった地金)プレスの圧力のかけ方などは各メーカーによって異なります。
プレスではなく地金を叩いているモノもある。

<注>鍛造製法も今!日本では随分と選択肢が
増えましたが、クリスチャンバウアーと同じ製法の鍛造製法はありません。

 

ドイツ・バウアー社で製作した指輪には
全て指輪の内側のCBのモミの木マークの印字が入ります。このCBマークが無いモノは例えドイツ・マイスターが作ったと言われてもクリスチャンバウアー社の指輪とは違う全く別物です。

御注意ください。

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<特徴>
バウアーの指輪の鍛造は特にプレスをかけた
地金をくり抜いて削り出す鍛造製法。

型に流し込む製法ではく、全て削り出しによってデザイン表現をする為、直線的デザインが多いのはこの製法の特徴かも知れません。
その為に男性的な印象に見えるのは製法の違い。

 

<メリット>
・密度の詰まった地金を削り出す為
永く使いたいと思っている人には鋳造の指輪に
比べて耐久性が高いので結婚指輪にお勧めと言えるのはこの作りの裏付けがあるからです。

 

・地金の重厚感も得られる。
細いリングは細いなりに
太いリングは太いなりに
それぞれに心地良い重厚感が体感出来る。

 

・一つひとつ削り出して指輪の製作をするので
完全なオーダーメイドとなる。

 

・一つひとつ削り出しながらの製作なので
細部まで拘われる。職人の技を活かしやすく
つけ心地が高められるのもその為。

 

<豆知識>
この鍛造製法の性質を知って頂けたら
どんな素材?どんな幅?どんな厚み?の指輪を作ったかで価格帯が違う理由が理解しやすいかも知れません。

価格帯はピンからキリまであり
同じモデルでも地金変更すると価格変動しますのでご相談ください。

 

<デメリット>
永く使う為に結婚指輪を探していない人には
かえって価格が高く感じるかも知れませんので
あえてお薦めしません。

 

・デメリットになるかは価値感ですが
クリスチャンバウアーの場合は世界23ヵ国で
展開している販売分を全てドイツで完全受注しております。約1ヵ月~1ヵ月半程でお届けです。

 

サイズ変更に関しても価値感ですが
鍛造の場合は鋳造と違い
地金を切って繋いでのサイズ変更をしないので
サイズ変更が出来ないのではなくあえてしないのです。切って繋げば強度は落ちる。
新品交換する為に多少の実費が
発生するのはその為です。

 

もし?!サイズ変更代金や最初の指輪と交換されてしまう事に抵抗のある方は体重の変動がなければ殆どの方がサイズ変更には該当しないと思います。

 

【関連記事】

サイズ変更に関して・・・詳しく知りたい方は・・・。

 

<ワンポイントアドバイス>
日々の食生活・生活リズムをちょっとだけ意識して頂ければ鍛造製法のサイズ変更の新品交換はデメリットにはならないのではないでしょうか?

裏を返せば毎日結婚指輪を身につけていれば
体重計にのらなくても一つのバロメーターに
なるのが結婚指輪かも知れませんよ。

指輪の作り方の説明を文章にすると難しい印象になってしまいますが店頭で実際に指輪に触れながら体感して頂くとすっごく分かりやすので

是非!ご来店の御予約を・・・。

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