2016 6 15

デザインの見極め方・接合モデル編

独自の見解ですが
バウアーのデザインは大きく分けて
2本の柱があると思います。

・単色の地金の削り出しモデル
・接合の地金の削り出しモデル
(コンビネーションとも言うかな?)
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写真 8
(違う地金を層にして表現する)

※ 鋳造製法の指輪(型に流した量産性の作り方)のコンビは
ロー付け(業界用語)分かりやすく言うと接着しています。

クリスチャンバウアーのコンビネーションは
接着ではなく圧着によって地金の層を作り出しています。

※ コンビネーションに興味のある方へ
是非!この週末行ったお店ごとに
どのような
方法でコンビネーションを作っているのかだけでも
比較して見て歩くだけでも面白いかも知れませんよ。

バウアーの接合モデルは全体的に見て
ダイヤ無しの方がデザインパターンは多いように思います。
恐らく、それはダイヤをセッティングしてしまうと
地金よりもダイヤに目がいってしまい
層となった地金の良さが半減しちゃうからでは?と私は解釈してます。

ダイヤがセッティングされていない分
ダイヤの厚みの確保が地金には必要がないので
指輪自体の厚みを抑えた仕上がりの指輪が
多いのが接合モデルの特徴です。

・その代わり厚みが抑えめなので幅を
少し太めにする事によって衝撃を分散し強度を確保。

・その代わり幅が太い分、地金の層をお楽しみ頂けると思います。
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裏を返せば、接合モデルでダイヤが
セッティングしてある場合はスタンダードな
埋め込みタイプが多いように思います。
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ダイヤの斬新なセッティングが多いのは
やはり単色・接合に限らず厚みのある指輪だからこそ
留めれるセッティングなのかも知れません。

仮にデザイン画を描く事が出来たとしても
やはり、最後に形(指輪)として完成出来るには
技術力とそれだけの設備が整ってこそです。
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仮に「幅が太い」・「厚みがある」など一つのキーワードでも
求める人の捉え方によってメリットとになる事もあれば
デメリットになる事も有り得ると言う事ではないでしょうか?

さぁ!みなさんはどちらのタイプがお好みですか?
何が一番、指輪を選ぶ時に譲れないですか?
お店を2~3軒みたくらいから感情が出てくると思いますよ。
(と! 言う事は1軒で決めない方が良いと言う事です。)

その譲れない事に気付き始めると
デザインを見ていても迷う事から少しずつ開放されて
今度はデザイン選びが益々楽しくなるのは
この辺りからではないでしょうか?

地金の層を楽しみむのか?
それとも単色のThe削り出し感が漂う
メリハリを楽しむのか?

それとも
もう一つの選択肢ダイヤの留め方に拘るのか?
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どれを選択されても間違いはないです。
只! 一つ言えるとするならば

何となくで選ぶ事だけはしないでくださいね。
自分なりの考えがなく手にしたモノは
月日が流れ本音に気付いた時に

皆さんが指輪選びで一番したくない
「何で?コレ買ったんだろう?」= 後悔

こんな思いだけはして欲しくないと
願うばかりです。

それでは
比較検討される有意義な週末を…!

【関連記事】
・クリスチャンバウアーの指輪の更なる特徴

maide in dermany

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