2017 9 22
SHOP展開をしていると
日々いろんな事があります。
時として不本意な事もあれば
人の心に触れ感動する事など様々です。
とあるお客様から
一つお願いがあると…。連絡が…。
何だろう?と思いながらその内容が
かなり奇想天外過ぎてビックリ。
人生初の経験をまさか結婚指輪を通じて出会ったお客様からこのような御依頼を頂く運びになるとは思ってみなかったからです。
その内容と言うのが
二人の婚姻届を提出する際の証人として一筆書いてもらえないだろうか?最初は人前式の時の演出の一つの証人なのかと思ったら、そうではなく
そぅ!区役所に提出する本物の婚姻届の証人との事に又びっくり!
はて?どうしたものかと…?
何で私なんだろうか?と
本当に私でいいのだろうか?と…。
しかし、何故?私なのかの説明もくださって
逆に結婚指輪を手にするまでの事をそんな風に
受け止めてくださったと改めて知り
二人にとっての原点が
「結婚指輪」だと思えば思うほど
婚姻届の証人は友人・知人ではなく
これは指輪を買ったお店の人でもあり
そして二人にとっての証人は…と
どちらともなく名前が上がったそうです。
二人の中では異議なしなので差し支えなければお願いしたいと…。
余りにも自分の事なので書くと手前みそな感じで書きにくいですが…m(__)m
本当に結婚指輪って一体何だろうか?と
形があるようで最初は形がなく
しかし、捉え方によっては止めどなく
付加価値はつけられるモノが「結婚指輪」
これには正解もなければ
購入したからと言ってそれで終わりと言う事も無い事は確かだけど…。
でもこのお客様のように結婚指輪に対して真摯に向き合うきっかけになったと言って頂けると郊外店でポツンとお店を展開している意義や指輪の説明にとどまらずいろんな話をしていた意味があると感じる事が出来た。
人の節目に出会えるこの仕事は
只の指輪の売り買いのそんなレベルの話ではなく
人生を左右する大切な役目を見届けていく事が出来る私個人にとっても幸せな事。
結婚指輪屋さんの一番の役目は
見届け人かも知れませんね。
お客様を通じて貴重な経験させて頂きながらも
この仕事の責任の重さを感じつつ
責任が重い分だけお客様と結び付きが強くなると
「絆」に進化するのだと思いました。
さぁ!明日がこのお客様の挙式です。
末永くお幸せに…。
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お待ちしてます!