2016 3 23

幅3.5mmの世界観

3月8日のトピックスに
「バウアーのデザインの世界観」と題して
少し触れていた内容をもう少し掘り下げて書いてみたいと思います。

 

一言で3.5mmと言っても実際に「 ものさし 」で確認してみるとこの幅に対してデザインを施すのは案外!大変かと思いますが皆さんは3.5mm幅にデザインを施せますか?

既に出来ているモノに対してならば
もっとこうしたら…。もっとこうだったら…。と
アイディアは浮かぶのかもしれません。

 

しかし、バウアーは既に何千種類ものパターンが既に発売されており、しかも世界25ヵ国余りでの展開中その各国で賛同を頂けるデザインがデザイナーには課せられている事と思います。

 

しかも!
クリスチャンバウアーの指輪の基本

 

イヤ! 鉄則とでも言いましょうか

 

生涯永く身に着ける指輪には
つけ心地と耐久性をカバーしながらのデザイン!!!

201603231

バウアーの指輪は
型に流し込んで作る鋳造製法(ちゅうぞう)とは違い型の無いプレスをかけた地金をくり抜く鍛造製法(たんぞう)そして、削り出しによってデザインが施されています。

削り出しなのでデザインで言うならば直線が特徴的かも知れません。そんな製法の為に国産の指輪のように角が丸みをおびていたり、曲線的なデザインがないのでデザイン的には男性的にみえているかもしれません。

 

今回はその製法の中でも
3.5mm幅を集めて撮影してみました。

 

いかがですか?

 

全て3.5mm幅に表現されているモデル
(ほんの一部のデザインですがご了承ください。)
201603232

3.5mmと言え
削り出していくと違った印象に見えませんか?

 

今回撮影したのは同じ条件で集めたデザインです。

・ダイヤ1石
・両サイドを鏡面仕上げ
・真ん中をマット仕上げ

を条件としてデザインをセレクトしてみました。

 

≪番外編 画像≫
画像の左
実は
バウアーのデザインでも1977年の時に既に発売していたモデル(39年前)

 

画像の右
日独友好150周年を記念した時のモデル

 

基本バウアーは廃番はないので現在でもオーダーは可能です。

 

仮にテーマを絞り込んだとしてでも
こんな感じでデザインがピックアップ出来る世界観がクリスチャンバウアーにはあります。

 

次回どんな切り口でのBlogとなるかお楽しみ…。待ち切れない方はお訪ねくださいね。

【関連記事】
・鍛造削り出しだから出来る裏技編
・似たデザインでも幅の選択で表現力が変えられる

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