2016 3 28

昨日はオーダーを頂いた
お客様へ大切な指輪のお引き渡し

このお客様とは、出会いからお引き渡しまでの間で
本当に多くの会話をしました。

そして、私自身が日頃、思っている事に対して
背中を押して頂いたりと…。

で！その日頃思ってる事を行動に起こそうと
お客様にモデルをお願いして
そして彼女さんには撮影風景を撮影をお願いして…。

急遽! 撮影会

結婚指輪と言うと
何故か皆さん同じようなデザインを
連想されるのは何故なんでしょうか？

それは広告などの影響が強いのでは？

その広告と言うのも必ずと言って良いほど
しかも、女性的ですよね。男性の存在はどこへ？

白を背景に細い指輪を２本並べてある
写真の多い事おおいこと

それが知らずしらずのうちに
見る回数が増えれば増えるほど
思考に植えつけられ…。

イザ！結婚指輪を探すタイミングなってみると
あれっ！個性はどこへいったのでしょう？
言う言葉まで皆さん一緒になってませんか?

それが
まるで正しいみたいな印象になってませんか？

実は今回モデルをお願いした彼も
最初はそこからのスタート!

結婚指輪を真剣に考えれば考えるほど
コレだ！と思えるモノに出会えず…。

まさしくその一般的な結婚指輪のイメージと
本当に彼自身が身に着けたいと思うモノとのギャップが芽生え
自分に意思があった事にさえ戸惑い始め

少々あの当時は苦しそうでしたね。

いつもの如く
「コレが正しいはないですよ。誰かにこうしないと駄目って言われたの？」と
逆に質問をしたら、みるみる彼の表情が変わり
にこやかになり、出るは出るはの溢れ出る心の言葉・・・。

質問した私もびっくりするくらい
正直なところ、この溢れ出る言葉が聞く事が出来れば
黒子の私の役目はこの瞬間までだと思います。

どれが似合うか何て
野暮な説明は不要でしょ!

お客様御自身が一番
分かってらっしゃる事ですし・・・。

そんな経緯もあったので、この撮影に対してはもの凄く
快く賛同してくださったんです。

何度も言いますが
「結婚指輪にコレが正しいはないですよ！」

基本の部分（指輪の作り方の違い）をおさえた上なら
デザインに関しては本当に自由奔放に選んでOK!
仮に彼女とデザインや素材の色が違っても

このお二人も素材は同じ
そして、接合モデルでも
デザインは各々でセレクトされてます。

二人が本当に左の薬指に想いを込めて
これから生涯、身に着けていく考えをちゃんと話し合い
出した答えこそが結婚指輪。

一番大事な事を
どこかに置き去りになってませんか？

色・形もしくは金額だけの選択してませんか？
その選び方をする時は
ファッションリングの選び方。

形・色は結果論!

そして、いつもお話するもう一つの事
もし仮に、お互い違うデザインを選び使わないなら
私は背中は押せません! とも付け加えてますが…。

そんなこんなの私なりにも結婚指輪に対する持論もあり
特に男性には、こんな感じのお写真の方が
日常の自分に近しい感じで結婚指輪がイメージしやすいのでは？と…。

撮影しながら、これからお二人にとっては
こんな風景が幾度とあり、自然にバウアーの指輪が
日常生活の中に溶け込んでいくんだろうなぁ～と思いながら
シャッターを切ってました。

３人でキャッ！キャッ！言いながらの撮影会は
実に楽しかったです。この撮影会もきっと
お二人にとっては結婚指輪を手にするまでの
ストーリに加わったのではないでしょうか？

Ｄａｎｋｅプロデュースは完了！

「最後に二人の記念撮影しましょうか？
せっかくなので車をオープンにしてと…。」

やっぱり、いいなぁ～！この瞬間のこの笑顔

この笑顔までには、少々お時間を頂きながら
何度も何度もお店に通って頂く事になりましたが
このお引き渡しの日が提案する側にとっては
やけに愛おしく感じます。

お客様ご自身で指輪を選び抜いた自信こそが
この笑顔になるのではと…。

鍛造の指輪だから一生モノでもなく

最高に価値ある指輪・後悔しない指輪とは？
二人で会話をし、一歩一歩
選び抜いていく時間にこそ価値があると私は思っています。

その時間が挙式で交わした後には
一生の想い出に変わる訳で…。

クドいようですが
ブライダルコーナーにあるから結婚指輪
お揃いだから結婚指輪の考え方は一度無しにしてみませんか？
（余り言うとまるで別々のデザインを推進してるよに
思われても困のですが）

「無の気持ちからスタート！」ですよ。
そこから二人で選んだ結果
お揃いも良し！別々デザインも良し！です。

自由に楽しく探して頂く時間にこそ
一生の価値！付加価値が宿るのでは？と
いつも思っている店主です。

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